在宅勤務(テレワーク)を始めると、出社勤務では当たり前だったことを、ついおざなりにしてしまう傾向があります。
例えば、身なり。
「誰にも会わないから」と、スウェットや部屋着等、ラフな服装でパソコンに向かっていませんか?
女性は、家にいると、ついメイクやヘアスタイリングをサボってしまうという声も聞かれます。
「仕事さえしていれば、見た目なんて関係ない」という意見も一部では聞かれますが、身だしなみを整えるという行為は、オンタイムに向けての準備という意味で、とても重要です。
身支度をすることで、見た目だけではなく、気持ちの上でもビジネスモードに切り替える効果があります。
また在宅勤務では、急にオンラインミーティングが開催されることもあります。
メールやチャットでの文章では伝わりづらい用件について、「これから少しメンバー全員で話そうか」と会議がセッティングされることは、テレワークにおいてしばしば発生します。
そんな時、休日のような装いで参加していると、上司や他のメンバーからは
「こんなくつろいだ格好で、この人はちゃんと家で仕事をしているのだろうか?」
と、仕事に対する姿勢について、あらぬ不信感を抱かれないとも限りません。
家の中でもバッチリスーツで!とはいかないまでも、オフィシャルな場でも遜色のないような、清潔感のある身だしなみを心がけることは、相手に対する誠意の表れでもあると言えると思います。