在宅ワークに資格は必要?初心者、離職期間が気になる方におすすめの資格

いざ、在宅ワークを始めようと思った時に、「どんな資格が必要なんだろう?」と思ったことはありませんか?

「在宅秘書になるには、秘書や簿記などの資格がないとダメでしょうか?」
「在宅ワークに役立つ資格を教えて下さい」

当社にはこのような質問が多数、寄せられます。

結論から言いますと、

在宅ワークを始めるのに、必要な資格はありません!

もちろん、「資格があれば採用時に有利に働く」ということはあるかもしれませんし、業務内容によっては、その資格で得た知識が助けになることもあります。

例えば、経理などお金に関する仕事であれば簿記検定、英語に関する仕事であればTOEICスコアなどです。
また、在宅秘書をめざす方の中には、「秘書検定を持っています」という方も多くいらっしゃいます。

しかし実際のところ、在宅ワークで本当に役に立つのは、いわゆる資格よりも、一般的なパソコンスキルであり、コミュニケーションスキルです。

在宅ワークでは、さまざまなツールを並行して使いながら、効率的に業務をこなす必要があります。
また、顔の見えない相手と、メールやチャット、時にはWeb会議や電話といった手段を使い分け、文字や口頭で、その時の状況に応じたコミュニケーションをはからなければなりません。

つまり、ツールの習熟度や、リモート環境におけるコミュニケーション能力が、仕事の質やスピード、ひいては契約先企業からの評価に影響を及ぼすことになります。

そのため、特定の資格を持っているかということよりも、こういった仕事の進め方にスムーズに適応できるか、また適応できるだけのスキルを持っているかということの方が重要なのです。

とは言え

「履歴書に書けるような武器が欲しい!」
「何か資格を持っていた方がアピールしやすいし、何もないのは不安・・・」

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

最近は、会社員時代の経験を生かして、事務の在宅ワークをしたいという方も増えてきました。
そのような方におすすめなのは、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)です。
MOSとは、ExcelやWordなど、Microsoft Office製品のスキルを証明できる、おすすめの資格です。

当社は、リモートスタッフ(在宅ワーカー)の採用支援を行う会社ですが、採用担当の方に、ご希望の人物像をヒアリングすると

「基本的なパソコンスキルを保有している」
「中級程度のWord、Excelのスキルがある」

といったことを日々お聞きしています。

「◯年の事務経験がある」と言っても、その人にどの程度のパソコンスキルがあるのかということは、実際に仕事をしてみないとわかりません。
しかし、保有資格に「MOS資格保有者」とあれば、Office製品に関するパソコンスキルを客観的に証明できるのです。

Office系のツールは、企業規模や出社・在宅に関わらず、ほとんどの企業が使用しているので、MOSで得た知識は、事務であればどんな業務でも役立てることができます。

また、Office製品は年々バージョンアップを繰り返しています。以前にExcelやWordを使ったことがある場合でも、最新のバージョンでは操作方法が全く変わっていて驚くことも少なくありません。
MOSを取得することで、Officeの操作性をあらためて確認することができ、自信を持ってスキルをアピールすることができるでしょう。

特に、在宅ワーク初心者や、離職期間が気になる方にはおすすめです。
在宅ワークの仕事探しの強い味方になってくれるはずです。