自宅で仕事をする在宅秘書にとって、自宅のワークスペースはまさに「仕事場」。
オフィスのように整った設備があるわけではないからこそ、自分にとって快適で集中しやすい環境づくりがとても大切になります。
今回は、秘書さんに「仕事スペースに必ず置いているものは?」というアンケートを実施。
その結果をもとに、多かった回答の傾向や、興味深いユニークなアイテム、さらには「こんなのもあると便利!」というアイデアをご紹介します。
よくあるアイテムTOP5 〜みんなが置いているのには理由がある〜
まずは、アンケートで特に多くあがったアイテムをまとめてみました。
1.メモ帳・ノート・手帳
「思いついたことをすぐに書きとめる」
「タスクを整理する」
「スケジュール管理に使う」
など、オンライン秘書にとって欠かせない存在です。
特に「手で書くことによって頭が整理される」といった声が多く、デジタル全盛の時代だからこそ「アナログの力」が再評価されているのが印象的でした。
スマホに頼りすぎると脳が疲れると知って、メモ帳に切り替えたら頭がスッキリしました!
2.飲み物(コーヒー・お茶・水など)
仕事中、常に手元に置いておく人が非常に多かったのが飲み物。
中でも圧倒的に多かったのがコーヒーです。
集中力を高めたり、気分転換したり、リラックスしたり…
飲み方やタイミングは人それぞれでも、「必ずある」という点では一致していました。
なくなると落ち着かなくなるので、常に淹れに行っています!
コーヒーを飲むと肩の力が抜けて、仕事モードに入れる
3.音楽・イヤホン・スピーカー
BGMや自然音を流すなど、「音」の環境づくりにもこだわる人が多数。
ワイヤレスイヤホンを使って周囲の雑音を遮断したり、音楽配信サービスやラジオを利用したりと、工夫の仕方もさまざまです。
クラシック音楽を流して、静かに集中できる環境にしています
外の生活音をシャットアウトするために、ヘッドフォンは必須です!
4.アロマ・香りのアイテム
癒しと集中力UPの両面から人気だったのが、アロマやディフューザー。
お気に入りの香りを使うことで、気分をリフレッシュし、心地よい空間を作っているようです。
好きな香りのディフューザーを使って気持ちを落ち着けています
疲れたときにアロマの香りをかぐと、リセットされます
5.自分だけの「癒しアイテム」
中には、動物や写真、お気に入りの雑貨など「心のよりどころ」をあげる人も。
自分の横で猫が安心して寝ている姿を見ると、頑張ろうと思えます
娘の写真を見て、ふとしたときに元気をもらっています
こうしたアイテムは、直接的に業務効率を高めるものではありませんが、精神的な安定を保ち、長時間の作業に耐えるための「裏の主役」として機能しているようです。
ユニークな視点やアイデアもご紹介!
回答の中には、個性的な工夫や考え方もありました。特に興味深かったものをピックアップします。
● 「作業前日記」で気持ちを整える
手帳に「昨日の良かったこと」「今日やりたいこと」を毎朝3行だけ書くというシンプルな習慣です。
夜の日記は続かなかったけれど、朝に切り替えて続けられるようになったとのこと。
感情や思考を言語化することで、心の整理にもつながりそうです。
● 手書きメモで脳の活性化
スマホでスケジュールを管理していた人が、テレビで「スマホ認知症」の話を見て、手書きに切り替えたという声も。
「手で書くことで脳の別の部分が活性化している気がする」という実感は、これからも長く働き続けることを考えた時、無視できない視点かもしれません。
とはいえ、仕事を円滑に進めるためには、スマホに頼らざるを得ない場面があるのも事実。
デジタルとアナログの両方を、上手に使い分けられるといいですね。
● 「モフれる」存在
「猫」「犬」「娘の写真」など、ペットや家族の存在が「癒し」となっている声は多数。
仕事の合間に、そんな可愛い存在をモフったり(ふわふわしたものを触ったり撫でる)、眺めたりしながら愛でることで、ストレス解消やエネルギーチャージができるという点は、在宅勤務ならではの強みかもしれません。
プラスαで快適に!「こんなのもあると便利」なアイテム3選
アンケートには出てきませんでしたが、在宅ワークをより快適にするためにおすすめのアイテムを3つご紹介します。
1.卓上加湿器
エアコンや季節の乾燥によって、肌や喉が乾燥しやすい在宅環境。
小型の加湿器ならデスクの上にも置けて、快適な湿度を保ってくれます。
アロマ対応のものなら一石二鳥!
2.ケーブルオーガナイザー
PCやスマホ、イヤホンなどの充電ケーブルがごちゃごちゃしていると、思わぬストレスになります。
デスク回りをスッキリさせて、仕事に集中しましょう!
マグネット式のものやクリップ型など、デザイン性と機能性を両立した商品が多数出ています。
3.ブルーライトカット眼鏡
PC作業が多い在宅ワークにおいて、目の疲れ対策は必須です。
ブルーライトをカットする眼鏡を使えば、眼精疲労や肩こり軽減につながるかもしれません。
おしゃれなフレームを選べば、PCに向かう時の気分もUPしますよ♪
まとめ:自分に合った「快適」のかたちを見つけよう
いかがでしょうか?
今回のアンケートから見えてきたのは
「集中できる」
「癒される」
「気分が上がる」
といった感覚を大切に、自分なりの「快適な仕事環境」をつくっている人が多いということ。
単なる道具やアイテムというよりも、「気持ちよく働くための選択」として、手帳や飲み物、香りや音楽がそばにあるのだと感じました。
リモートワークは、働き方を自由にアレンジできる反面、自律や工夫も求められます。
だからこそ、自分だけのこだわりや癒しのアイテムが、日々のモチベーションや生産性に大きく影響するのかもしれませんね。
今回のアンケート結果を参考に、あなたのデスクにも、明日からひとつ「とっておき」を加えてみてはいかがでしょうか?